お知らせ
◆令和7年「死亡災害ゼロ・アンダー190伊勢」推進運動を展開します。
2025.02.10
伊勢労働基準監督署
伊勢労働基準監督署においては、死亡災害ゼロ、死傷者数190人を下回ることを目指して、令和6年も「死亡災害ゼロ・アンダー190伊勢」推進運動を展開しましたが、令和6年12月末現在の速報値において、死亡者数は前年から1人増加の2人、死傷者数は、前年から16人増加(7.0%増加)の244人で、死傷者数190人を下回ることができませんでした。
発生した労働災害を見ると、死傷災害は、「道路貨物運送業」、「小売業」、「社会福祉施設」などにおいて、前年に比べ増加し、事故の型別では、「転倒」、「挟まれ・巻き込まれ」、「切れ・こすれ」、腰痛などの「動作の反動・無理な動作」の発生が多く、特に「挟まれ・巻き込まれ」災害は前年に比べて大幅な増加となっています。
また、依然として第三次産業の労働災害が多く、労働災害の6割以上が第三次産業で発生しています。特に社会福祉施設は、前年から13件増(一昨年から比べても3件増)の36件となり、依然として第12次労働災害防止計画(H25~H29)の平均発生件数(14件)から大きく増加しています。
さらに、被災者の年齢別では、高年齢労働者の被災割が年々高くなっており、60歳以上の労働者による被災が全体の3割5分を超える状況にあります。
このような状況を踏まえ、「死亡災害ゼロ・アンダー190伊勢」推進運動を展開します。
詳しくは、推進運動実施要項、案内のリーフレットをご参照ください。